エンドウ豆の上に寝たお姫様
昔の童話で、「エンドウ豆の上に寝たお姫様」というお話がある。
とても意味の分からない話なのでよく覚えているのですが、こんなお話です。
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昔むかしあるところに、王子様がいまして、結婚相手を探すことになりました
王子様にふさわしいほんとうのお姫様を諸国を巡り歩いて探し、また、お触れを出して募集しました
幾人ものお姫様がやってきたのですが、どうもみな、ほんとうのお姫様というには
なんだか足りないのです
そんなある晩、嵐の中をドンドンと扉を叩く女性。
私は遠い国の姫です。と名乗り、一晩泊めてくださいと言うのです。
みすぼらしい格好のその人がとても姫とは思えないと、お城中の家来たちが思いましたが、王子さまは一晩泊めてあげることにしました。
そして、次の朝、「よく眠れましたか?」と聞く王子様
「いいえ、それが、寝床の下に小さなコロコロするものがあって、痛くてとても眠れませんでした」と答えるお姫様。
実は、王子さまは前の晩、お姫様の寝床の一番下にエンドウ豆を一つ置き、
その上に敷布団を6枚、掛け布団を6枚敷いて寝床をつくり、お姫様を寝かせたのでした。
「敷布団6枚、掛け布団6枚、その下にある小さな豆が気になって眠れない、この人こそ、本当のお姫様だ。」
と王子様は言い、そのお姫様と結婚して幸せに暮らしたそうです。
めでたしめでたし。
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ちょっと意味が分からない。。。
まあ、それは良いのですが
私には、その人のことを思うたび、このエンドウ豆の上に寝たお姫様のことを思い出す、
そんな友人がいるのです
お姫様は、いつか王子様に出会えるのでしょうか。私は強くそう願ってやみません。
というわけで、私は私の愛する友人のありのままの日常をこのブログに記そうと思います、いつかお姫様が、ありのままで生きられる世界を見つけられるまで。